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お墓、葬儀、供養のほんとうの意味

徹底解説!お墓の値段 墓地編

   

こんにちは。十村井満です。

お骨を納骨したくてもお墓がない!お墓参りをしたくてもお墓がない!
お墓を建てるって、一体どれくらいのお金がいるのかなあ・・・。

げげ!
 
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だいじなことを忘れてた。
お墓を建てたいのに墓地がないじゃん!

今日は、墓地の費用について考えます。

墓地の種類を把握しておこう

あたりまえのような大切なことですが、
お墓を建てるにはまずは墓地を用意しなければなりません。

そして、墓地の種類も様々です。

1)公営墓地 
自治体が管理運営する墓地。どなたでも利用可です。

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2)民営墓地 
民間業者や寺院が管理運営する一般向けの墓地。墓地と墓石のセット契約がほとんど。

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3)寺院墓地 
寺院が管理運営する境内の墓地。その寺院の檀家が利用できます。

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4)共同墓地 
村や自治体で管理運営する共同墓地。その地域の住民が利用できます。

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・・・に分類できるでしょう。

「どれが高くて、どれが安いの?」

とても気になりますよね。
でもですね、費用の比較は単純にはできません。

というのは、墓地の費用を決める条件は、立地、面積、墓地の状況などさまざまだからです。

順番に説明しますね。

基本は「地価+面積」で値段が決まる

墓地の価格には統一性があるようなないような、ないようなあるような、という感じですが、
大きく見ると「地価に比例している」と言って間違いはないでしょう。
都心ほど高く、郊外ほど安い。ということですね。

※ちなみに、なかには都心でも格安で墓地を提供するところもあれば、郊外でも高額なところもあります。墓地代というのは、管理者の「言い値」で決まるというわけです。

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そして、墓地の面積によって、墓地代は上昇します。
ですから、自分が建てたいお墓はどれくらいの大きさなのかをしっかりイメージしておきましょう。

「小さくても、手を合わす石塔があればそれでいいのさ」
「それなりのボリュームにして、周りも外柵で囲んで、門前には灯篭もほしいぜ」

・・・などと、お墓に求めるものは人によってさまざまですからね。

「平米単価」で墓地の価値を測る

その墓地の価値を測る方法として「平米単価」があります。
平米とは、平方メートル。1m×1mあたりの面積に対しての単価を測るわけです。

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ある日、「1区画20万円!」と謳う格安チラシが折込されていました。
かたや、「1区画60万円!」と謳う割高チラシが折込されていました。

・・・としましょうじゃないか。
たしかに墓地が20万円で取得できるとなると、これは安い。
それに比べると60万円は高い! という印象を抱きますね。

でも、その1区画って、どれほどの面積なのでしょうか?
広い墓地が狭い墓地より高いのは当たり前ですよね。
それらを1㎡あたりに換算して考えてみた時に、その墓地の価格の実態が浮かび上がります。

割り出し方は超カンタンです!
墓地価格 ÷ 墓地面積 = 平米単価 が算出できます。

A)1区画20万円 1㎡だった場合 → 平米単価は20万円
B)1区画60万円 4㎡だった場合 → 平米単価は15万円

・・・という逆転現象が起きるわけですね。

墓地を売り出す側は、同じ面積を何区画に分けるか、それに対していくらの価格にするかを、市場の動向や傾向を踏まえて決めます。

墓地を買う側としては、価格だけではなく、それがどれほどの面積なのか。それが自分たちのイメージするお墓に見合う面積なのかをしっかり見極めましょう。

建てたはいいけれど、思ったよりホニャララ・・・では、取り返しがつきませんからね。

さあて、ここまでは基本です。

都心は高い。郊外は安い。
広いと高い。狭いと安い。
ここまでは誰でも考えられることです。

ここからは、墓地以外の様々な要素が絡んだ場合を見ていきましょう。

指定石材店のある場合

これは民営墓地の場合で起こりやすいのですが、

「墓地+墓石でズバリ100万円!」
「墓地を格安、〇〇万円で販売します!」

・・・なんていうのを見たことありますか? 
これ、よくある手法です。

民営墓地は十中八九、いや十中十と言ってよいでしょう。
施工業者は指定です。
ここの墓地を買うなら、ここの石材店でお墓を建てるのが条件です。というやつです。

石材店側からすれば当然ですね。
霊園開発は石材店が一手に担うケースと、開発業者と施工業者が異なる場合がありますが、
いずれにせよ、墓地も墓石も自社あるいは提携業者で販売した方が利益が多く出ます。

この手法のよくあるパターンは次の内のいずれかです。

1)墓地が安いことを謳って、墓石で利益を得る
墓地の契約さえしておけば、他社の介入を許しませんからね。
石材店側の言い値で商談を進めることができます。

2)墓石が安いことを謳って、墓地を契約させる
格安の墓石を謳って、顧客を他の霊園に流れないようにします。
霊園側は、土地を購入してもらっただけですでに利益ですからね。
そして、特価の墓石や、「限定〇基」とあおる商品は、
大体、古くから倉庫に眠っている在庫か、わけあり品です。

さて、どちらのケースも少し商売をされている方ならすぐに分かりますよね。
何度も言いますが、このような契約の最大のポイントは、

施工業者が指定だから、相見積もりができない!

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ということです。

そして対策はただ1つです。ドドンっ!

墓地の契約をする時に、墓石の見積もりもしてもらうことです!
墓地と墓石、トータルでいくら必要なのかを予算組みをするのが肝要です。

その墓地、土木工事がいるのでは?

公営墓地や民営墓地など、造成工事がしっかりしている場合は無用ですが、
取得した墓地の地盤が弱い、傾斜している、などの問題がある場合には別に土木工事が必要なこともあります。

擁壁墓地 (1)

擁壁や階段に排水工事に。お墓を長く保つために必要となる工事もあるでしょう。
こればかりはその案件によって、かかる費用は大きく異なります。
墓地を取得する前に、石材店に見積もりしてもらうのがよいでしょう。

そのお寺、お布施や寄進がいるのでは?

寺院墓地にお墓を建立する場合には、寺院との付き合いの上でのさまざまな諸費用が求められる場合があります。

〇毎年の法要のお布施
〇本堂や庫裏などの修繕などの寄進

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このような檀家と菩提寺の関係を結ぶ必要があるのかないのか、
契約の時に必ず確認しておきましょう。

ここまで読んでいただいてありがとうございます。

さあ、次はいよいよお墓を建てる時!
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